【左手だけで】

上半身ギブスで固められ、家に戻された。

これぐらいの事では

大学病院は、入院などさせてくれない。

生暖かいギブスのまま夫が運転する車に🚗

ギブスが、段々固まってくるのが

わかった。

と同時に、寒くなってきた。

家に着くなり、夫は部屋中の窓を開け放す。

留守にしていたから、空気を入れ替えると。

さむいってば〜❗️

ギブスの上に何を羽織っても

暖かくならない。

だって中は空洞。

モロに風が入ってくる。

タオルを押し込んで見た。

全然暖かくならない。

「寒いから😵締めて」

返事をしない。

『なんだ‼️この人は⁉️ 』

意地悪をしているとしか思えない。

腕を落とされなかったことを

喜ぶ風もない。

翌日、義姉が息子を連れて来た。

「じゃーね!」置いて帰った。

「時間になると、絵本を持って布団に

入って寝たし、いい子だったよ〜」

その日から、三日間。

“オネショ” をした。

今まで、そんな失敗したことがなかった。

子供心に、気をつかっていたのだろう………

翌日から、左手だけの生活になった。

今でも、左手で字も書けるし、箸も使える。

剃刀で顔の産毛だって剃れる。

付近を絞るのは、蛇口に巻いて絞る。

洗濯物は、4歳の息子が

『パタパタ』と広げて渡してくれた。

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