老老介護の日々が、終わってしまいました。
その日は、突然やって来ました。ぴょんちゃんの4歳の誕生日を祝った時の写真が、最後になりました。
一週間ほど前から腰が抜けた様で、便器に座らせるのも大変になってきていた。
でも、大好きなビールは、量は減っても毎晩飲み。逝くその夜も、私に食べさせて貰いながらですが、お稲荷さん二個。うどん。マンゴーをいっぱい食べ最後は漬物で締めに。一枚入れてあげたら、人差し指でイチを出し、おかわりして「もうお腹いっぱい❗️全部、美味しかった❣️」満足そうな顔。
いつものように寝ました。
12時頃オムツを替に行ったら、口から泡がいっぱい出て首まで濡れていたので、拭いてあげ、「お義母さん、飲み込めなかったら、ここに出してもいいですからね」そう言ってよだれ掛けのようにタオルを巻きました。口の中にまだ残っていたツバを拭いてオムツを替えようとしたが、正体が無くなっていたので、(今までも何度もあったこと)夫を呼び二人でやっとオムツを取り替えた。その時は、まだ温かい感じで、今したばかりという感じでした。
多分、その時は逝っていたのだと思います。
二人で作業した最後になりました。
寝る前に、もう一度気になって見に行くと顔が白い気がして、足も冷たい。
救急車を呼んだり、警察が来たり。
亡くなっています。と言われても私には眠っている様にしか見えない。
でも冷たくなっていく。
オシャレだった義母に、真っ赤なマニュキアを塗り、口紅を指して💄あげたら、笑っている様だった。
夫の希望で、誰にも知らせなかった。「3人でここにきて生きてきたんだ。二人で静かに見送ろう」との提案に私も賛成した。義母を知らない人に、時間を取らせるのも申し訳ない。大勢で見送ることが供養になるとは思えない。
静かにと思ったが、お寺にお願いしたらキッチリとした法要を行ってくれた。有難い。
今日、火葬にしたが、お骨を頂きに行くのは3日後だという。
冷めるまで時間がかかるという!
国によって違うが、逆らうわけにはいかない。
ポッカリと穴が空いた感がぬけない。

