義母の傍にはいつもビールが🍺ありました。
95歳頃だと思うが、日本に着いて🇯🇵一番先に食べたい物といえば、生きの良い刺身。
ビールは🍺絶対はずせません。
いつも夫は友人に会いに行くので、二人で思いっきり贅沢しょうと出掛けるのだが、
女二人で、私は呑めない。
贅沢もたかが知れている。
この頃から、部屋は義母との二人部屋。
その前の年、いつも、私たち夫婦の部屋と隣同士だったのだが、その年は空きがなく
義母だけ上の階になってしまった。心細げに動こうとしない。
「寝てしまったら同じだよ!何か用事ができたら電話で☎️呼べばいいじゃないか!」
夫の言葉も耳に入らない様子で下を向く。
お義母さんにしては珍らしいと思った。『こんな寂しがり屋の一面もあるのねぇ』
可哀想になり、「私、一緒に寝ましょうか?」と言った。
すかさず「そうして貰おおかな!」私は、半分冗談のつもりだったのだが、後には引けない。
シングルベットに枕を二つ並べて寝た。
義母は、安心したように “スヤスヤ” 私は、動くと眼を覚すかも、と気を使って眠られない。
飛行機の中でも眠られなかったし、翌日から、2、3日は調子が悪かった。
以来、私と同じ部屋になるのが当たり前みたいに思っているので、次からはツインに
して貰った。
その頃を、懐かしく思い出す。
時は、容赦なく過ぎていくのねぇ