今朝、義母の部屋を開けると既にベットに腰掛け、掛けてあったバスタオルをキチンと畳んで膝に掛けて、亡くなった実母の写真を磨くように拭いていた。離れた鏡台の上に飾って、お水を置いて上げていた。義母は、分かっていてもその写真に手を合わせる事はない。
どうやって、それを取りに行けたのだろうかと思ったが、きっと、傍にある物に捕まり伝って行ったのだろう。右脚がほとんど動かないのだ。転んで怪我でもされたら大ごとだった。
母親が恋しく思い磨いていたのかと思いきゃ、違った。「その写真どうしたんですか」「結婚式に使うでしょう!」「誰のですか?」「私に決まっているでしょう!」また結婚の話か〜つい先日は、3000円の結納金でお坊さんと結婚すると言っていたが、今度は、床屋さんに嫁ぐという。
妄想の中でも、嫁入りの話しが多い。義父との結婚生活は楽しく無かったのだろうか?
もう一度、人生をやり直したいと思っているから、そんな妄想ばかりになるのだろうか。
呆けて、よくある「お金が無くなった」などと言われたことは一度もない。
いくら、本心ではなくとも、泥棒呼ばわりされたら気持ちの良いものではない。
それがないだけ幸せなのかも知れない。
それにしても、100歳になっても嫁入りの夢を見る。不思議な女心。
まだ、私には分からない。

その瞬間が最高のひと時だったんでしょうね。女の人はいつまでも少女なのでしょう。
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女心は、女の私にも分からない部分があります。
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女性の貴女の理解が及ばないのであれば、男の私がそれに挑戦するのは甚だしいってことになりますね (笑)
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ですねー
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