義母が98歳の誕生日。テレビを観ていた義母が突然「85歳までだって!私もまだ保険に入れるんだね!」
「保険ですか?」「そう! 今の宣伝、見てたでしょう」嬉しそうに振り向いた。「保険って? 生命保険の事ですか? 無理ですよ!」それに、必要無いじゃ無いですかーと言って笑った。
今さら、何を言い出すのやら。
「だって、85歳まで加入できますって今言ってたでしょう」「だから、無理です!だって、今日、お義母さん98歳の誕生日を迎えたんですよ!」
そう言って、ケーキ🎂を見せた。
「98歳なの……じゃ、入れないんだ。」「どうして保険に入りたいんですか?」「別に入りたい訳では無いけど…」
この頃から、少しずつ壊れかけていたのだろう
義母は、なるべく歳は若いと勘違いしていたいようだった。
若いと思う事で、自分を奮い立たせようとしているようだった。
本当の歳は忘れようわすれようとしていた。
100歳を迎えた今も、「私は、まだまだ生きるよ!」そういううのだ。
今、幸せだから死にたく無いと思っているのよ、と友人が話してくれた。
そう思ってくれているのなら嬉しい。

晩酌のビールが何よりの楽しみ❣️
幸せそうですね!とても
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😊今は懐かしい
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