お隣さんは、始めから、何か言ってくるだろう! 嫌われているに違いない。たぶん、そう思っているので、挨拶をしても、聞こえないフリ。
私も、ワンチャンを死なせてしまったのは、責任の一端はこちらにあるようで、多少ビビっていた。
言葉が通じないことは、こんなに大変なんだと、痛感させられました。
で、思いついたのが、犬が🐕原因なのだから、犬と介して仲良くなれないものかと。
チエンマイでは、朝から路上脇で鳥を炭で焼いて売っていたり、袋の中に、ご飯を100グラム(たぶん)入れた袋に、何やらかけて貰っている姿を見掛ける。
あまり食事は、家で作る習慣が無いらしく夕方の帰宅時間などは、買い求めるバイクがズラリと止まっていて、路が狭くなって、渋滞を招いている。
その事に苛立っている風も見受けられない。のんびりと時が流れている感じがいい。日本で働いていた時は、常に時間との戦いだった。
その、鳥の丸焼きを買ってきた。勿論、食べ切れるはずもない。余ったそれを袋に入れ、裏の洗濯場越しに見られる唯一の場所から、彼女が出てくるのを窓越しに隠れて見ていた。
犬の世話に必ずここを通るはず。
“来た❗️” すかさず声を掛けた。
「サワディカー(今日わ) 覚えたてのタイ語で挨拶を。最初、何処から声がしているのかと、キョロキョロ。私は、満面の笑顔で、鶏肉を見せ、食べきれなかったので、わんちゃんにあげて(ここは、日本語)しかし身振り手振りだけで何とか伝わるものだ。
遠慮しがちに、受け取ってくれた。(ヤッター!)

以来、笑顔で挨拶を返してくれてるようになった。