8年前は義母は、確か白髪が多かったと思っていた。
この国に来た頃は、義母の薬でひと荷物だった。血圧降下剤、利尿剤、血液サラサラ剤、骨粗しょう症剤、便秘薬、膀胱炎、風邪薬、白内障の目薬、胃腸薬のはてまで、。
現在、薬はひとつも服用していない。血圧も正常。毎日、睡眠前飲んでいたという便秘薬は、引き出しいっぱいに残っている。快食快便だから。利尿剤も辞めてみた。1日5、6回トイレにいく。それでも飲ませた方がいいでしょうか?医師に尋ねると、薬を辞めさせたのは良い判断でした。必要以上に飲ませると、脱水状態になり危険なのです!と。(ホッ❗️)
年齢的に、骨が弱くなるのは仕方のないことと諦めていた。
ある日、テレビのニュースで、象が骨折してしまい自分の体重を、支えきれなくなり、ワイヤーで吊るしてみたり、温泉で温めてリハビリしても良くならなかった。が、思いあまった飼育員が餌に、ゼラチン(コラーゲンだから骨に良いにでは)を混ぜて食べさせたら、自分の足で立つ事ができるようになったと。
『💡❣️』象に良いなら人間にだって!
早速、ゼラチンを毎朝、味噌汁に入れて飲ませている。
そのお陰かどうか分からないが、ベットから落ちたり、階段で転んだりしても打撲のみで終わっていた。
しかし、2年余り前。ソファーに座っていた義母に夕食を告げた。すると、居眠りしていたのだが、勢い良く立ち歩いた。ぴょんちゃんが走って傍にいった。毎日のことである。そのぴょんちゃんを避けようとして、思い切り石の床に転んだ。
当初、折れているとは思わなかった。が、あまり痛がるので病院へ。
右腿が折れていた。即入院。
リハビリも痛がって続けられない。車椅子が手放せなくなってしまった。
その頃から、少しづつ認知が始まったように思う。
きた頃の義母。下の写真は最近の義母。明らかに髪が黒くなっている。ストレスが無いと言うことだろうか?それなら、この国に来た甲斐があったと言うものだ。

