今まで投稿してきたブログも引き続き観覧できるものと思っておりましたが、そちらは別のようで、改めて始めさせていただきます。
私は、8年前92歳の義母。同い年の夫(64歳)と共にタイ国チェマイに暮らし今年は9年目に入ります。
先日義母は目出度く100歳の誕生日を迎えました。
当初は、義母も元気で92歳とは思えない生活でした。
3年前、脚を骨折してから車椅子生活になり外出もままならなくなりました。
段々と、認知を感じることが多くなりました。正に老々介護の始まりです。そんな義母との日常を綴ってきました。
過去を振り返りあらためて綴っていきます。
よろしく、お付き合い下さい。
煙突掃除
義母の部屋にはポータブルトイレが置いてある。歩けないが、起きてベットからポータブルトイレで用を足すことができる。それができるだけでもかなり介護度が低いかも知れない。ある日の朝、ドアを開けると丁度紙オムツを上げている所だった。
「オシッコしてたんですか」なにやら嫌な顔「このトイレ壊れているよ!足が滑って転びそうになったもの!」足元を見ると濡れている。間に合わずに漏らしてしまったのだ。
足を拭いて新たにパンツを履かせながら「このままパンツにして下さい!滑って転ぶと大変ですから」「そうですね〜そうします。後でバケツ買ってきて下さい。壊れてますから」あくまでも漏らした事は認めたくないらしい。このようなものの言い方をしている時は、私を誰かと間違えている証拠。
床の拭き掃除をしている所を、ベットに腰掛け脚をブラブラさせながら見ていた。「大変でしょう?」本当に嫌です!と答えるわけにもいかず黙って拭いていた。「奥さんも朝早くから煙突掃除大変ですよね。私も昔はよくしていましたが、今は若い人に任せています」若い人って私かい‼️(笑)何処をどう見たらこれが、煙突掃除に見えるのだろう。義母の脳は不思議だ❗️
